ニッセイグループには、
「グループで共有して供給責任を持つ。」
「万一不具合が出たら、お客様の近くの拠点で迅速に対応する。」
というルールがあります。
たとえば、上海工場で製造した製品で不具合が生じた際に、国内工場で作り直したほうが良いと判断した場合には、藤沢や那須で対応します。全拠点それぞれでローカライズを進めていますが、だからと言って、”上海で契約し、上海で作ったものだから、日本法人は関係ない”とお客様に申しあげるわけにはまいりません。お客様に対してグル―プで責任を持つことは当然のことです。
そのような体制を実現するために、ニッセイグループでは、たとえば以下のようなコントロールを行っております。
・原料、金型の全ては本社の品質管理部及び開発責任者の認定品で統一。
・使用原料は定期的に検査
・品質マニュアルは日本本社の各国語版にて同一管理
・品質管理は定期的に本社から監査人を派遣し、規格を統一
・優秀な人材を本社に派遣し、技術の習得を励行
・機械も内製化し、製造技術を共有化