プラスチック成形のグローバルメーカー

エラストマーなど柔らかい材料の成形はお任せください

事例:光ファイバ用ブーツのカタチには、理由がある。



ブーツイメージ.png

光ファイバはガラスで脆性材料であり、きつく曲げると折れてしまいます。
それを防ぐためにブーツと呼ばれる部品があります。
もちろん柔らかすぎても、硬すぎてもダメで、適度な柔らかさが必要です。また切れ込みの溝に工夫があり、曲げたい方向(第一直行方向)にしか曲がらないようになっています。
このようなブーツの機能を満たすために、ニッセイグループでは、エラストマー樹脂を用い、しかも複雑な形状でもバリが出ないように金型から工夫して安定した量産品質を実現。現在は中国拠点でも量産を行い、コストダウンに貢献しています。
また規格品に関しては大多数の金型を自社保有しております。

軟質材の射出成形が得意。


射出業界は硬質を中心に発展してきましたが、当社は軟質塩化ビニルの業界から参入したため、難しく手間もかかると言われる軟質材の射出成形を得意としてます。
軟質特性を出す蛇腹状の技術や、ランナーやゲート口の工夫、突き出しの改善により、ほとんど2次加工を施すことなく製品化することを可能にし、従来は不可能だった無人化を実現。このような技術の蓄積は他社の追随を許さないものと自負しております。

また射出だけでなく、ディップ成形(流動浸漬法による成形技術)も行っており、量が少ない場合でもコストメリットを出せる可能性のある成形方法を提案できることも特徴の一つです。



射出製品事例写真2.jpg